真衣の口からよだれがこぼれ、梨花が「拭きなさい」とティッシュを差し出す。
「カナダは「赤毛のアン」、ベルギーは「フランダースの犬」の舞台だね」
拓也が言うと、幸太が「そうなの?」と驚いた。
「次は私が発表するよ」
梨花が手を挙げる。
「おっ!待ってました!みんなのお母さん」
幸太がふざけてそう言うと、梨花はニコニコしながら「幸太くん、お口はチャック手はおひざでしょ?」と言った。シュンとする幸太を見て、部室が笑いに包まれる。
「私の行ってみたい国は、フランスとイタリアとベトナムです」
「俺がイタリアに行ったら、ゴンドラに乗りたいな」
拓也がそう言うと、「私も乗ってみたい!」と梨花と真衣が同時に言う。風子は首を傾げた。
「ゴンドラって何?」
「ヴェネツィア名物の小舟のことだよ」
梨花が説明してくれた。
「フランスのエッフェル塔は誰でも聞いたことはあるよね」
幸太がそう言いながら続ける。
「あれ、何でエッフェル塔って言うか知ってる?作った人の名前がエッフェルって言うからなんだよ」
「そうなんだ〜」
「カナダは「赤毛のアン」、ベルギーは「フランダースの犬」の舞台だね」
拓也が言うと、幸太が「そうなの?」と驚いた。
「次は私が発表するよ」
梨花が手を挙げる。
「おっ!待ってました!みんなのお母さん」
幸太がふざけてそう言うと、梨花はニコニコしながら「幸太くん、お口はチャック手はおひざでしょ?」と言った。シュンとする幸太を見て、部室が笑いに包まれる。
「私の行ってみたい国は、フランスとイタリアとベトナムです」
「俺がイタリアに行ったら、ゴンドラに乗りたいな」
拓也がそう言うと、「私も乗ってみたい!」と梨花と真衣が同時に言う。風子は首を傾げた。
「ゴンドラって何?」
「ヴェネツィア名物の小舟のことだよ」
梨花が説明してくれた。
「フランスのエッフェル塔は誰でも聞いたことはあるよね」
幸太がそう言いながら続ける。
「あれ、何でエッフェル塔って言うか知ってる?作った人の名前がエッフェルって言うからなんだよ」
「そうなんだ〜」


