早く班の子探さないとっ。

よし、とりあえず誰かに話しかけよ…

近くの席の子に話しかけてみよう。

うん。この学校は顔面偏差値が高いのか。

今から私が話しかけようとしてる女の子は

これまた目がパッチリしてて、

オン眉のロングヘアの可愛い子。

「ねえねえ、班決まった?」

私は勇気を出して話しかける。

「ん?まだだよ!」

明るい声で美少女はそう言う。

「じゃあ一緒に組まない?」

「え!いいの?私で良ければお願いします♡」

や、やったー!初の友達ゲット?!

「ありがとう!私は影山のえる。よろしくね。」

「私は、山原優奈。よろしく!」

山原優奈ちゃんかぁ。可愛い名前。

「とりま、女子もう1人探そっか。」

優奈ちゃんが言う。

「そうだね!」

あぁ、なんか楽しい。

よかった、優奈ちゃんが可愛い上、優しい子で。

「あのっ、ごめんね、お話中。」

またなんか、可愛い子来たぁ。

「2人、一緒の班になった感じかな?よかったら私も入れてくれないかな?」

「「もちろん!」」

優奈ちゃんと声を揃えてそう言う。

「ありがとう。私は三原花音。よろしくお願いしますっ!」

「私は影山のえる。」

「私は優奈!」

「「よろしくね!」」