「こちらこそ」
そう言うと敬子は周囲に聞こえないよう、声を潜めた。
「恋愛相談に乗ってね」
「う、うん」
果たして相談役が私に務まるか自信がないけれど、でも新たな出会いを大切にしたい。敬子とは仲良くなれそうだから。
「おい、そこのふたり! なに仲良く連絡先交換しているんだよ。そういうことはみんなでしなくちゃだろ?」
野沢君の鶴の一声で、一緒に食事していたみんなと連絡先を交換し、さっそく野沢君が同期会というグループを作って招待してくれた。
「なにかあったらここで相談してやっていこうぜ」
すると近くにいた人たちも次々と「俺も入りたい」「私も」と声を上げ、グループは大所帯になった。
「あーあ、これじゃ本当に大学の時と同じだ。でもこういうの、楽しいね」
「……うん」
それぞれ別々の配属先になっても、連絡を取れるし仲を深めていけそう。
昼食を済ませ、みんなと一緒に大ホールへ戻る。先ほどと同じ席に座るよう言われて腰を下ろすと、隣の席の野沢君はすぐに私に話しかけてきた。
「同期のみんな、いい人そうでよかったな。これから楽しくなりそう」
「うん、そうだね」
だけど私たちがこうしてすぐに打ち解けられたのは、他でもない野沢君のおかげだ。
「野沢君ってすごいね」
「え、なんだよ藪から棒に」
わざとらしく照れる野沢君に、素直に感じた思いを伝えた。
そう言うと敬子は周囲に聞こえないよう、声を潜めた。
「恋愛相談に乗ってね」
「う、うん」
果たして相談役が私に務まるか自信がないけれど、でも新たな出会いを大切にしたい。敬子とは仲良くなれそうだから。
「おい、そこのふたり! なに仲良く連絡先交換しているんだよ。そういうことはみんなでしなくちゃだろ?」
野沢君の鶴の一声で、一緒に食事していたみんなと連絡先を交換し、さっそく野沢君が同期会というグループを作って招待してくれた。
「なにかあったらここで相談してやっていこうぜ」
すると近くにいた人たちも次々と「俺も入りたい」「私も」と声を上げ、グループは大所帯になった。
「あーあ、これじゃ本当に大学の時と同じだ。でもこういうの、楽しいね」
「……うん」
それぞれ別々の配属先になっても、連絡を取れるし仲を深めていけそう。
昼食を済ませ、みんなと一緒に大ホールへ戻る。先ほどと同じ席に座るよう言われて腰を下ろすと、隣の席の野沢君はすぐに私に話しかけてきた。
「同期のみんな、いい人そうでよかったな。これから楽しくなりそう」
「うん、そうだね」
だけど私たちがこうしてすぐに打ち解けられたのは、他でもない野沢君のおかげだ。
「野沢君ってすごいね」
「え、なんだよ藪から棒に」
わざとらしく照れる野沢君に、素直に感じた思いを伝えた。



