「なぁ、小毬ちゃん。知っての通り、あいつは面倒なやつだけどさ、誰よりも小毬ちゃんのことを愛しているんだ。……昔のあいつの言動には許せないところもあると思う。でも今は変わろうと努力してる。……これからも、将生のそばにいてくれないかな? 小毬ちゃんがいないとあいつ、生きていけないから」
秋田さん……。
中学生からずっと将生の隣には秋田さんがいた。きっと私にとって由良の存在が、将生にとっては秋田さんなんだよね。
こうして私に会いにきて、話してくれているのも全部将生のためでしょ?
「私も将生が隣にいないと、生きていけそうにありません」
「――え」
今の正直な思いを口にすると、秋田さんは目を丸くさせた。だけどすぐに安心したように口元を緩める。
「そっか、じゃあ将生の長年の想いは無事に小毬ちゃんに届いたんだね」
「……はい」
痛いくらい届いた。だからこそ私もたくさん将生に伝えたい。
「あの、将生はまだ会社ですか?」
尋ねると、ふたりは顔を見合わせたあと、勢いよく立ち上がった。
「はい、本日も会社にお泊りになるとおっしゃっておりましたので、参りましょう」
「そうそう、浩美さんと最初から小毬ちゃんを会社に連れていくつもりで来たんだ。将生へのサプライズ、協力して」
秋田さん……。
中学生からずっと将生の隣には秋田さんがいた。きっと私にとって由良の存在が、将生にとっては秋田さんなんだよね。
こうして私に会いにきて、話してくれているのも全部将生のためでしょ?
「私も将生が隣にいないと、生きていけそうにありません」
「――え」
今の正直な思いを口にすると、秋田さんは目を丸くさせた。だけどすぐに安心したように口元を緩める。
「そっか、じゃあ将生の長年の想いは無事に小毬ちゃんに届いたんだね」
「……はい」
痛いくらい届いた。だからこそ私もたくさん将生に伝えたい。
「あの、将生はまだ会社ですか?」
尋ねると、ふたりは顔を見合わせたあと、勢いよく立ち上がった。
「はい、本日も会社にお泊りになるとおっしゃっておりましたので、参りましょう」
「そうそう、浩美さんと最初から小毬ちゃんを会社に連れていくつもりで来たんだ。将生へのサプライズ、協力して」



