雲ひとつない快晴

そこに佇むどこまでも真っ直ぐな飛行機雲をじっと見つめていた。

いつからこんな風に思うようになったんだろう

自分はなんのために生きるのか──

望んで生まれたわけでもない

一体自分はなんなんだろう

ジリジリと照りつける真夏の太陽が暑い

まるで僕を煮え返らせるかのように、

体の内側から熱く、あつく、

留めなく溢れる汗という液は

代わりに僕の気持ちを表すかのように、

ただひたすら流れていた。