空に星が綺麗

「――君が好きなんだってことに気づいた」

私の心臓がドキッ…と鳴った。

まさか、星川くんも同じ気持ちだったとは思ってもみなかった。

「杉田空美さん」

星川くんが私の名前を呼んだ。

「はい」

フルネームで呼ばれたのは初めてだったけど、私は返事をした。

「僕と結婚を前提に、おつきあいをしてください」

星川くんはそう言った後、頭を下げた。

嬉しくない訳がない。

喜ばない訳がない。

何より、こんなにも心臓がドキドキと早鐘を打っている。

もちろん、返事は決まっている。

「はい、喜んで」

そう返事をした私に、星川くんは顔をあげた。

「ありがとうございます。

そして、これからもよろしくお願いします」

そう言った星川くんに、
「私の方こそ、これからもよろしくお願いします」
と、私は答えた。

☆★END☆★