愛は、つらぬく主義につき。 ~2

式のリハーサルは当日が一般的らしいのを、前日は披露宴の準備もろもろがあったりで、前々日の夕方にウェディングホールに足を運ぶ。

あたし達の場合シンプルに誓いの言葉と指輪の交換だけだし、バージンロードをお父さんと娘が歩くアレも無し。新郎新婦の入場で始まるから、あたしが車椅子を押して神父さんの前までスムーズに行けるかの予行練習だった。

本番と同じ、控え室からの順路をプランナーさんが同行して時間を計りながら。あたしはグリップを握りしめ真が座る車椅子を押して歩いた。理由は分かんないけど、なんでかちょっと緊張気味に。

チャペルでの式が午前11時から。9時には到着して、二人だけの写真と家族のを10時半までに撮り終えられれば進行に問題がないことも最終確認。

帰り際、『結婚式をしてよかったって、最後はおふたりを大泣きさせるつもりで精いっぱいお手伝いさせていただきますね』って担当プランナーさんのチャーミングな笑顔で見送られた。ぜったい泣く自信あります、って笑って答えた。






そこから一軒、お店に立ち寄って、道すがらのファミレスで早めの夜ご飯。本当はまだ謹慎中の身。だけど真から特別許可が下りてた。今夜は待ちに待った亞莉栖に連れてってもらえる!