『結婚式の返信ハガキ、今日出したから!』
スマホ越しに弾んで聞こえた声。
いつの間にか式までもう二カ月。組事務所のプリンター借りて手作りした招待状を、紗江と相澤家、由里子さんには郵便で送った。わざわざ電話をくれた紗江はことのほか嬉しそうだった。
「ありがとー。今回は、ほんとにお世話になってる人と家族だけで、教会式と食事会ってスタイルにしたの。組関係の披露宴は実家でやるから安心して、来て?」
『今回って言い方もなんか微妙だけど、別に怖いおじさん達がうじゃうじゃいても、あたしは行くわよ。でも子供とダンナまでいいの?、4歳児ははしゃぐと思うのよねぇ』
「ほかにもカワイイ女の子が二人いるし、気楽なホームパーティのつもりで大丈夫!」
『そお? じゃお言葉に甘えて。ね、ドレスは?もう決めたの?』
「ん、今回はミニドレス風。裾が長いと真のジャマになりそうだから」
『だから今回って・・・、前回のはノーカウントでしょ?宮子の本番はこ・れ・か・ら! いい?!』
紗江姉さんにちょっと怒られた。
スマホ越しに弾んで聞こえた声。
いつの間にか式までもう二カ月。組事務所のプリンター借りて手作りした招待状を、紗江と相澤家、由里子さんには郵便で送った。わざわざ電話をくれた紗江はことのほか嬉しそうだった。
「ありがとー。今回は、ほんとにお世話になってる人と家族だけで、教会式と食事会ってスタイルにしたの。組関係の披露宴は実家でやるから安心して、来て?」
『今回って言い方もなんか微妙だけど、別に怖いおじさん達がうじゃうじゃいても、あたしは行くわよ。でも子供とダンナまでいいの?、4歳児ははしゃぐと思うのよねぇ』
「ほかにもカワイイ女の子が二人いるし、気楽なホームパーティのつもりで大丈夫!」
『そお? じゃお言葉に甘えて。ね、ドレスは?もう決めたの?』
「ん、今回はミニドレス風。裾が長いと真のジャマになりそうだから」
『だから今回って・・・、前回のはノーカウントでしょ?宮子の本番はこ・れ・か・ら! いい?!』
紗江姉さんにちょっと怒られた。