それから廉、斗真、春斗、颯は
幹部室で処置が終わるのを待っていた

その間言葉を発するものは
誰一人いなかった。

どれだけ時間がたったであろうか。

突然ドアが開き
聡が入ってきた

聡「処置は無事終わったよ
幸いにも傷口も浅かったし致命傷となる
傷はなにもなかった。ただ出血が
多かったから暫くは絶対安静だ。
傷も一応縫っといたけど動くと
開いちゃうだろうから目覚ましてどっか
行かねぇよーに交代であの子見張っとけよ」

斗「聡さんありがとうございます。」

聡「おう。あ、廉あの子が目覚めたら
謝っとけよ。優からさっき全部聞いた」