この時の私は、
自分はただの欲にまみれた男に
抱かれるためだけの玩具なんだと
自分に言い聞かせ
もう一度店で働こうと決めた。
そして20時になった頃
私は店の前にいた。
大丈夫。そう自分に言い聞かせ
店の扉をあけた。
ママ「愛ちゃん!!
もお心配したよ!愛ちゃんが
当然いなくなるからお客さんも
来なくなるし、売上だってのびなくて。」
ああ。そうゆうことか。
ママが本当に心配していたのは
私じゃなくてお店の売上なのか。
もしかしたらママだけは
私自身を心配してくれているのかも
なんても思っていた。
