夕食時はとっくに過ぎていてほとんど客のいないラーメン店はかなり店舗の中が広くて、落ち着いた雰囲気だった。
「なにがいい?あっさり?こってり?」
「・・・味噌ラーメン。」
「了解。餃子は?」
「・・・」
「じゃぁ一緒に食べよ。俺、頼むから。飲み物は?」
「・・・ウーロン茶で。」
「了解。」
多香子はなかなかメニューを決めることができないため、昔から二人で食事をするときは渉がこうしてある程度メニューを絞ったり、決められないときは片方を自分が食べて分けるようにしていた。
そんな過去の記憶も鮮明に覚えていても、一緒に食事をしたのは慶輔の命日以来で、それまでは5年間一緒に食事にはいかなかった。
行ったとしても職場での歓送迎会や忘年会程度で、二人での食事はなかった。
「なにがいい?あっさり?こってり?」
「・・・味噌ラーメン。」
「了解。餃子は?」
「・・・」
「じゃぁ一緒に食べよ。俺、頼むから。飲み物は?」
「・・・ウーロン茶で。」
「了解。」
多香子はなかなかメニューを決めることができないため、昔から二人で食事をするときは渉がこうしてある程度メニューを絞ったり、決められないときは片方を自分が食べて分けるようにしていた。
そんな過去の記憶も鮮明に覚えていても、一緒に食事をしたのは慶輔の命日以来で、それまでは5年間一緒に食事にはいかなかった。
行ったとしても職場での歓送迎会や忘年会程度で、二人での食事はなかった。



