その時、廊下から渉の声が聞こえてきた。
「奥さんを救うことができずすみませんでした。」
その声に多香子はもう一度遺体をベッドに戻して霊安室を出た。
渉の横に立ち多香子も深く頭を下げる。
「謝らないでください。」
患者の夫は泣きながら渉の肩に手を置く。
「不妊治療を初めて8年です。」
「・・・」
「結婚したら子供ができることが当たり前だと思っていた。でも授かれなく不妊治療を始めました。」
「・・・」
患者の夫の話を渉と多香子は真剣に聞き入る。
「夫婦の絆が試されているかのようなつらいことがたくさんありました。」
「・・・」
「でも授かることができた。生まれる前から天にも昇るような気持ちで、妊娠が分かったその日から今まで見ていた景色も全く違って見えました。」
患者の夫が涙で声を詰まらせる。
「奥さんを救うことができずすみませんでした。」
その声に多香子はもう一度遺体をベッドに戻して霊安室を出た。
渉の横に立ち多香子も深く頭を下げる。
「謝らないでください。」
患者の夫は泣きながら渉の肩に手を置く。
「不妊治療を初めて8年です。」
「・・・」
「結婚したら子供ができることが当たり前だと思っていた。でも授かれなく不妊治療を始めました。」
「・・・」
患者の夫の話を渉と多香子は真剣に聞き入る。
「夫婦の絆が試されているかのようなつらいことがたくさんありました。」
「・・・」
「でも授かることができた。生まれる前から天にも昇るような気持ちで、妊娠が分かったその日から今まで見ていた景色も全く違って見えました。」
患者の夫が涙で声を詰まらせる。



