看護師に案内された手術室の廊下の前で手術衣姿の先生が立っていた。
「主治医の橘です。」
走りすぎて胸が苦しいほどに息が上がりながら良助は医師に一番聞きたいことを聞いた。
「妻は・・・!?」
「まだ、手術はしていませんよ。中であなたを待っています。」
その言葉に良助は膝から崩れ落ちた。
「よかった・・・」
全身から力が抜けた。間に合った。間に合ってくれた。
「時間はどれだけかけていただいても構いません。ゆっくりお話ししてください。」
医師はそう言って良助の肩に手を置いた。
「奥様はたった一人でかなり不安な日を送られたと思いますよ。あなたのいま抱えている想いを一人でずっと背負っていた奥様と、ゆっくり話をしてください。」
一人で不安だったろうな・・・あの調子だと相当つわりがひどいはずだ。それにも一人で耐えて・・・。きっと自分のことを責めながら手術しようとしていたんだ・・・
若葉を考えるだけで泣きそうだった。
「主治医の橘です。」
走りすぎて胸が苦しいほどに息が上がりながら良助は医師に一番聞きたいことを聞いた。
「妻は・・・!?」
「まだ、手術はしていませんよ。中であなたを待っています。」
その言葉に良助は膝から崩れ落ちた。
「よかった・・・」
全身から力が抜けた。間に合った。間に合ってくれた。
「時間はどれだけかけていただいても構いません。ゆっくりお話ししてください。」
医師はそう言って良助の肩に手を置いた。
「奥様はたった一人でかなり不安な日を送られたと思いますよ。あなたのいま抱えている想いを一人でずっと背負っていた奥様と、ゆっくり話をしてください。」
一人で不安だったろうな・・・あの調子だと相当つわりがひどいはずだ。それにも一人で耐えて・・・。きっと自分のことを責めながら手術しようとしていたんだ・・・
若葉を考えるだけで泣きそうだった。



