たとえ君が・・・

渉は多香子の体を後ろから抱きしめて支えながらそっと多香子のお腹に触れた。

少しだけ膨らんでいる多香子のお腹には新しい命が芽生えていた。


「あったかい」
渉の手の温かさを感じながら多香子が目を閉じる。

安心しきって目を閉じる多香子。


多香子と渉はある約束をしていた。