たとえ君が・・・

多香子は一年前に腹腔鏡手術で子宮にできたがんを切除する手術を受けた。
もちろん執刀医は渉だ。

勤務していた総合病院で手術をして、朝陽と理恵も手術に加わっていた。

皆に支えられながら手術を終えた多香子。

渉の腕は確実で、サポートに入った朝陽の技術も高く、がんはすべてきれいに切除することができた。朝陽と理恵は手術しているときに、がんの大きさや状態を目の当たりにして改めて渉が発見した速さを感じた。普通の患者なら絶対に気づけない。自覚症状もほとんど出ない大きさと位置にできていたがんは、渉たちによってきれいにとられた。

手術からの回復もかなり早く、多香子はすぐに退院した。

そして・・・現在・・・