翌日。多香子と渉の前には2名の男性警護官と一人の女性刑務官が立っていた。
かなり威圧的な空気を感じながら特別室での診察が始まった。
『カシャ』緊張して多香子は珍しく診察用の器具を落とした。
ちらりと渉が多香子を見る。目と目が合うと渉は小さく頷いた。
患者の女性は年齢よりもかなり幼く見える女性だった。
救急車で搬送された彼女は診察用のベッドに両手を拘束されている。
23歳の女性は現在妊娠30週。自身で裁縫用のはさみを使用し胎児の摘出をしようとしていたらしい。
渉は患者の状態を知るために内診台へ患者を移動させることを警護官に伝えた。
しかし、ベッドで診察するようにと言われ、結局渉は診察用のベッドで内診をすることになった。
多香子が患者の準備を手伝おうとすると患者が急に暴れだした。
「さわんなっ!!」
突然の行動に多香子の体が簡単に患者に蹴り飛ばされる。
「きゃっ!」
診察用の器具の乗ったカートに多香子の飛ばされた体が当たった。
『ガシャーンッ!』派手な音とともに警護官と刑務官が女性の体を羽交い絞めにした。
かなり威圧的な空気を感じながら特別室での診察が始まった。
『カシャ』緊張して多香子は珍しく診察用の器具を落とした。
ちらりと渉が多香子を見る。目と目が合うと渉は小さく頷いた。
患者の女性は年齢よりもかなり幼く見える女性だった。
救急車で搬送された彼女は診察用のベッドに両手を拘束されている。
23歳の女性は現在妊娠30週。自身で裁縫用のはさみを使用し胎児の摘出をしようとしていたらしい。
渉は患者の状態を知るために内診台へ患者を移動させることを警護官に伝えた。
しかし、ベッドで診察するようにと言われ、結局渉は診察用のベッドで内診をすることになった。
多香子が患者の準備を手伝おうとすると患者が急に暴れだした。
「さわんなっ!!」
突然の行動に多香子の体が簡単に患者に蹴り飛ばされる。
「きゃっ!」
診察用の器具の乗ったカートに多香子の飛ばされた体が当たった。
『ガシャーンッ!』派手な音とともに警護官と刑務官が女性の体を羽交い絞めにした。



