たとえ君が・・・

多香子、ありがとう。いつも笑顔でそばにいてくれてありがとう。愛しています。
泣きたいくらいつらいことだってあるだろうに、俺の前ではいつも笑顔でいてくれて、本当に感謝しています。多香子が笑っていてくれるから俺は毎日幸せで、病気に負けずに残りの人生を悲観せず過ごせています。

多香子と結婚出来て俺の人生は最高に幸せです。だから、余命を宣告されてもやけに冷静な自分がいます。でもたったひとつ、心残りがあります。

多香子の隣には今、君を愛し支えてくれる人はいますか?

もしも俺が死んだ後も、多香子が一人きりで過ごしていたら俺は多香子に気持ちを伝えたことを後悔してしまう。

多香子。今君は幸せですか?元気ですか?寂しくない?ちゃんとご飯、食べてるますか?

俺と過ごした時間、君は幸せでしたか?

俺には多香子に未来をあげられません。過去の思い出にはなれても、未来の支えにはなれません。悔しいけど、俺にはそんな時間はもう残されてはいません。