『成瀬くん…』


次の瞬間、私は成瀬くんに
力強く抱きしめられた。


成瀬『もし、死んでもいいとか
   少しでも思ってたんだったら…
   帰さない、
   俺といろよ、澪…』


不安げに揺れる声…
止まらない私の涙を
指で拭ってくれる、
成瀬くんの優しい手。


縮まる2人の距離、、
成瀬くんに、全てを預けた…。