ピュアな彼女の甘すぎる素顔





黒く長い髪はおろし、肩を出している服にデニムの短パンといった露出しすぎな格好だった。

いや、明らかに色々出しすぎだ。
よくその格好で誰にも狙われず駅まできたものだ。


こんな格好をされてしまえば目のやり場に困ってしまう。

肩が見えている時点で色々アウトではないか。


「はぁ…」

とにかく立ち止まったところで意味がないため、仕方なく氷野の元へ向かう。

まだ今もだらしない格好になっていることを確認し、好感度が下がればいいと心の中で呟きながら彼女の名前を口にした。


「……氷野」

すぐさま彼女は反応し、光の速さで俺のほうを向いた。
かと思えば目を見張って固まってしまう。