「……うん、好き」
「もー、私の娘は最高にかわいいわね!
とびっきりかわいくしてあげるから任せといて」
「え、でも…私にかわいいなんか程遠くて…」
よく怖いと恐れられる私が、かわいい人になれるわけがない。
「マイナス思考に陥らない!
ほら、団子ヘアーにするんでしょ」
「……うん、ありがとう」
手先が器用なお母さんに長い髪を団子にしてもらい、その後軽くメイクをした。
団子にしたことにより、怖い雰囲気は薄れた…と信じたい。
それにしても、高嶋は私のこと一切怖がらないなと思ったり思わなかったり。
見た目で判断しない人なのだろうか。
「……好き、だなぁ」
私だけが好きであるため、バカにされるかもしれないけれど。
好きなものは好きなのだ、この気持ちを今更抑えることなんてできない。



