小学校の頃から友達も多く、男女ともに好かれていた彼。 私の中では人気者で遠い存在だったけれど、あの日をキッカケに気づけば目で彼を追っていた。 そんなある日。 いつものように花壇に水をあげていたら、突然高嶋に声をかけられた。 「俺も一緒に水あげていい?」 夢かと思った。 私を見て笑う彼はキラキラと輝いていて、よくわからない感情に襲われた。 今思えばあれが恋の始まりだったのだと思う。 自分に向けられた笑顔に、思わず手を伸ばしたくなった。