「…大丈夫、ちゃんと本当のことを言ったらいいだけだよ」
彼がそう言うから、ちゃんと真実を口にした。
友達になりたかっただけだと。
そしたらあの子が謝ってくれて、それをキッカケに友達になれた。
あの子とは今も繋がっており、あの日のことは思い出話になっていた。
「本当に怖かったんだよ?
本気で暴言吐かれると勘違いしてた」
なんて、今でも度々笑いながらあの日のことを話すこともあった。
こんな風に友達ができたのも、彼───
高嶋颯斗のおかげ。
彼にとったら何気ない出来事だったかもしれないけれど、私には一生忘れることができない日となったのだ。



