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そこの焼肉屋は2時間制で、あっという間に終わりの時間がやってきた。
結局終盤まで氷野の隣にいた俺と良晴。
自分たちの席に戻った時には男子から嫉妬の目を向けられてものだ。
「高嶋…!」
支払いを終えた後、外へ出れば真っ先に氷野が俺の元にやってきた。
なんとなく何を言われるのかは想像がつく。
「どうした?」
「あの…一緒に、帰りたい…」
こんなクラスの輪の中で、堂々と誘ってくる彼女は少し照れくさそうだ。
「……ああ、危ねぇし送ってく」
「…っ、本当…?」
そうやってすぐ嬉しそうな顔をして、いちいち心くすぐられるこっちの身にもなれ。



