「ん、じゃあ交換で」
「…っ、本当…!?」
キラキラ輝く目。
感情の起伏が激しいやつだ。
「氷野ちゃんよく言ったね!
やったじゃん、おめでとうー!」
「うん…嬉しい」
その様子を見ていた黒河が横から氷野に抱きついた。
その状態のまま彼女と連絡先を交換する。
交換した後、氷野の表情を見れば少し頬を緩めていた。
「ふふっ…ありがとう」
隠しきれてない。
いや、さすがに隠してほしい。
そんな顔をして周りに被害が及ばないとでも思っているのか。
かわいいと感じた多くのクラスメイトが今、心臓と口元を抑えているぞ。



