「いやなんでだよ…!?
せめてそこまで嫌がらなくてもだな…」
「高嶋しか嫌、本郷は嫌」
「嫌々言わないでくれ傷つくから!」
完全なる拒否に周りの女子も笑っている。
「くっそー…」
「じゃあ良くんは私と食べる?」
「そうする、トウモロコシにしようぜ」
最終的に黒河と分けることにしたらしいが、トウモロコシって…先ほどの男テーブルでトウモロコシが大量にあったのは良晴の仕業だったのか。
「トウモロコシ食べるの?」
「クッパでもいいぞ」
「良くんって中学の時もそうだったけど、焼肉の食べ放題来ても邪道系ばっかり頼んでたよね」
「肉は最初の20分少々で満足するんだ」
自論を語り、俺と氷野を挟んで会話を始めるふたり。
その時シャツの裾を軽く掴まれたため氷野を見れば、じーっと俺を見つめてきた。



