月のような私、太陽な君。

財布を持って、教室を出た。


自動販売機でいつもと同じ、『ミルク砂糖じゅーす』と書いてあるジュースを買う。


かなりの甘党である私にとってこのジュースは私のために作られたものではないのかと思う程ドストライクだった。



「うわー、みるからに甘そっ」



この声は。


「あれ?春川真矢は?」


「振り切ってきた。なぜにフルネーム?」


「私あの人苦手」


「俺も」



あまり人の悪口を言うのはいい気がしない。



罪悪感がある。


ズルズル言わせジュースを飲み終わると私のお昼は終わり。


ちょうどチャイムが鳴った。


「え?お前飯それだけ?」


「悪い?」


「いや…」


そしてまた、バラバラで帰る。