月のような私、太陽な君。

「ありがとうございましたー」



制服のネクタイを直しながら、店を出た。


「暗いし送るよ」



「ならお言葉に甘えて」



そう言って2人並んで帰った。



家のことについてあまり知られたくなかった私は家の近くのコンビニまで送ってもらった。



「ここまででいいよ。ありがとう」



「家まで送るよ、家まで行く途中何かあったら送った意味ねーじゃん」



「大丈夫。本当に近いから」



「でも…「じゃーね」



もう十分だ。



学校1のモテ王子を独り占めした気分はまあまあ良かった。