「......二回目は見逃してやれねーけど、
いいんだな?」
彼は私をまっすぐ見ながら聞いてきた。
私は彼が吸っていたタバコの火を消して
「一緒に死んでくれるならお礼しないとね」
私が言い終わると同時に
彼が私に口付けをした。
激しくも優しいキスに
心が満たされていく。
求められることの幸せを感じ
彼の首に腕を回す
ソファに押し倒され
制服の中に彼の手が入って来た時
「タカさーーん!!」
誰かが大声で彼を呼びながら
玄関の扉を開けた。
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