次の日、朝起きると枕元に桜田さんが座っていた。 「おはようございます、柊さん」 そう笑顔で言われる。 「昨日はよく眠れましたか?」 「…はい。 ほんの少し、まだ落ち着かない、ですけど。 あの、昨日はご迷惑お掛けしました。 すみません。」 昨日はさすがに、考え無しに行動しすぎた。