伝えたいこと。






「…とわ、ごめんね。」





声は掠れていた。



「とわ、目を覚まして…。



あたしのこと、夢で呼んでくれたでしょう?



だからね、あたしもずっと呼ぶから。



ねぇ、だからとわ。



目を、覚ましてよぉ…」



とわ、とわ!と、呼び続けて。




そうして1時間がたった。