あたしは…自分の身体にとりつく悪魔を、忘れていたのだ。




時間が近づくにつれて、ドキドキが増していく。




少し落ち着こうとエレベーターを降りて、中庭に向かう。



そして、中庭のベンチに向き、歩き出したその時。