数日が過ぎたけど、まだ屋上に通っていた。


屋上へ行き、少しの時間をとわと過ごす。




そしてまた朝が来た。


望んでもいないのに、どうして…。



まあいいやと諦め、重たい体を起こした。



諦めた訳でも、望んでない訳でも無いことを心のどこかで自覚しながらも隠した。



結局浮かんでくるのは、とわのあの顔で。



まだ気になっている自分にイライラした。


もやもやする…。



このもやもやしたものを消すため、と理由をつけて、また今夜も屋上に行くことにした。