「よろしくね、とわ」


「うん、よろしくねぇ」



さっきの悲しそうな表情は嘘だったのかと思わせるほどに。



綺麗に、それはそれは綺麗に、あたしに向けて微笑んだ。


「たつ、たつはどうしてここにいるの?」



急にたつ、と呼ばれて驚く。


「え?いや、眠れなくてってさっき言わなかった?」


あぁ、あたしのことか、と納得。



「そうじゃなくって〜、どうしてココにいるの?ってことだよ」



とわはココ、と下を指さした。