どうも、弟です。


弟くんの言葉が発せられたのと、部屋のドアが開いたのはほぼ同時だった。


ドアを開けて部屋の前に立っていたのはもちろん……



「ノックしても二人とも返事してくれないからまた勝手に開けちまっただろー?」

「……秋くん……」


まずい!!!!


どうしよう!!


まだ弟くんを説得できてないよ!?

この状況で暴露されたら私のスクールライフは終わったも同然だよ!!


たっ、助けて神様……!!



「あ、俺の卒アル、ないと思ったら犯人お前だったのか雪」

「っ!!」


『卒アル』という言葉にびくりと体を震わせた。

弟くんは、じっと卒アルを見たあと……


「間違えた」


祈るように弟くんを見つめていたが、彼はそう言って素直に秋くんに卒アルを渡した……。

あ、あれ……?