どうも、弟です。


しかし弟くんは、秋くんのその言葉を華麗にスルー。


もしかしなくてもこの兄弟……仲が悪かったりするのかな……?

それとも、単に弟くんがグレているだけ?


いや、きっとそうに違いない。

秋くんみたいないい人がいて、こんなに険悪なムードになるなんて完全に弟くん側に問題があるとしか思えないもんね。


弟くんは中学3年生だし……

なるほど、思春期男子って難しいんだな……。


「ったく、本当にしょうがない奴だな……とりあえず一花先生、よろしくお願いします」

「え、えっ!?」


待ってください秋くん!?

この険悪なムードの中私のこと本気でこの空間に置いて行こうとしてます!?


「だ、だから先生呼びはやめてって……!!」


だ~!!

違う違う!!

私の言いたいことはこんなことじゃなくて!!


「何かあったらすぐ呼んでよ。俺、邪魔にならないように下のリビングにいるからさ」

「え、秋く……」