3日前からひいている風邪が一向に良くならない。
仕方がないので病院にまた行くことにした。
病院に着くと受付を済ませ、持っている番号札の番号が呼ばれるまで待った。
私の番号が呼ばれ、診察室に入ると
「久しぶりー、時雨、なんだ調子悪いのか」
そこに居たのは中学時代の同級生の雄弥君だった。
「雄弥君、久しぶり」
「中二の進級会以来だな」
雄弥君は中二の時同じクラスだった。
「時雨、今日はどうした?」
「3日前から喉が痛くて、のど飴舐めて対処してたけど酷くなる一方で、咳も止まらないの」
「そうか、時雨、上衣めくって」
上衣をめくると雄弥君は聴診器を持った。
「時雨の体変わってないな、俺もそうだったんだけどさ、