「あ。先生の指にはめてるヤツって…」


「あぁ。これ?これは、お前と一緒の指輪…」


家を出る時やけくそになって?ま、いいや。。


やけくそになって指輪をはめて家を出た…


「オソろ?!」


奈菜は目を輝かせて俺の顔を覗き込む…


「うん。。」


「んじゃ、先生のにもあたしの指輪に書いてある英語ってあるの?」


あるわけねぇだろ。。


自分のにもあんな言葉…うぉお…考えただけでゾッとするぜ…。。


「ないよ。てか、俺には必要ない。。」


「なんで!?んじゃぁあたしが考えてあげる!!てか、今考えた!!」


「…英語1なのに?」


「煩い!!だからもう!先生がこの指輪を買った店に連れてって!!」


…たく、しゃねぇ〜な。


俺は、車をUターンさせてあの店に向かった。


あんなハズイ経験をまたしなきゃいけないのか?!!

もう…やだ……。。。





「はい。着いた。」


「うわ!」