「何?ナンパしてるの?」

「そうとも言う」

まぁ、いいか。そう、思った。

「これ以上寒い思いをしたくは、ないものね」


浮気者の馬鹿男と、
愛も恋も知らない女が出逢ったのは、
夜の公園だった。

そして、それは、後悔しても遅い、そんなことを引き起こしてしまうことになる。