今度は聖夜に言われた。



「店長、しっかり仕事して下さいね。」



聖夜は私と和人君の間に入り、邪魔をし続けてる。



聖夜、いい加減して。



「聖夜、おまえこそ仕事しろよ。」


二人のやり取りが可笑しくて、笑ってしまった。



24時を過ぎたので、後を圭吾君と和人君に任せて二人で帰る事に。



私の車を聖夜が運転。



「聖夜、うちに泊まるの。」



「もちろん泊まるって言うか、今日から一緒に住むつもり。」



一緒に住むのも悪くないけど。



これって、同棲になるよね。


聖夜は、まだ学生なのに、それは不味いと思う。



「聖夜、同棲は駄目じゃないかな。」



「大丈夫だよ。」



聖夜を見つめてしまうと。



「美莉、そんな顔をするとキスしたくなる。」



顔をそむけた。



危ないから、前を向いて運転して下さい。



もうなんで、いきなりキスするかな。



「美莉、腹へったな。何処かに寄ってくか。」



「うちで食べよう。聖夜が作ってね。」



聖夜が分かったといった。



だって、聖夜の料理は美味しいし、家の方がくつろげるし。



明日は早い出勤だし、早め寝ないとお肌があれてしまう。



30女はお肌が気になります。


聖夜のお肌綺麗。



ツルツルしてる。