美莉と沢山の買い物をした。



俺は勝手にお揃いのスリッパやマグカップを買い、ついでにパジャマも買った。



大きなベットも買いたいけど、今日は我慢しておこう。


一度買い物した物を車に乗せて、次は美莉の服を見に行った。


「服を買った事ないから、どれがいいか分からない。聖夜が選んでよ。」



「俺も一緒に見てやるけど、自分でも選ばないと駄目だ。」



俺は自分が言った言葉をすぐに後悔する事になった。



美莉が選んだ服はの色は、赤、青、黄色の信号みたいな物で、服はお姉さんのお古ばかり着てたから、仕方ないのは分かるが。


でも、センス悪過ぎ。



美莉を俺の好きなブランド売り場に連れていった。


ここには女子の服も揃っている。



服に合う靴や鞄など全て俺が、美莉に似合いそうな物を選んだ。


俺が選んだ物を嫌がらずに、聖夜って凄いねと嬉しそう。


可愛い過ぎるぞ。



俺が選んだ服を着て帰るとはしゃぐ美莉は、どうみても30には見えないだろ。


ヤバい。


可愛くて抱き締めたい。


ちょっとだけなら、いいかな。


美莉をぎゅっと抱き締めてみた。


そんなに怒るなよ。


ごめん。


怒った顔も可愛いけど。


俺ってかなり重症かも。


美莉に惚れすぎてる。


俺の思いはどうすれば、美莉に伝わるのだろう。