この物語は恋を知らない男の子の初恋を語っていく物語です。
 2017年9月10日この日はまだ僕が中学二年生の二学期の頃、僕は学校を休み始めるようになった月でもあった。特にいじめとか人間関係において問題があったわけではないが、周りの男子たちに流されずる休みをするようになった。そんな時に僕はまだ気づかなかったが多分この時から初めての恋いわゆるは初恋をした。
 9月20日僕が学校を休んで一週間後の月曜日僕はいつも通り学校に行くとクラスの男子からは「おーやっと来たかっさぼり野郎」「やっと来たなサボりマン」など色々言われたが大したことを思ったりはしなかった。その日はいつも通り朝から授業を受け午後も二時間授業をした後掃除をして部活をして帰った。でも僕はこの日の昼休みある一人の女子生徒と始めた話しをした。彼女の名前は宮川さくらという同い年で同じクラスの女子生徒である。彼女はクラスの中では中心にいるような存在の子であり僕はいったい何の用なのかなと思い彼女の話しを聞くと「学校を休んでいるときは何しているの」と聞かれた。僕はゲームしたりたまに教科書を開いてちょこっとだけ勉強しているんだけどと伝えると
「ならいいけど、あまり休みすぎると勉強に支障が出るからほどほどにしときなさいよ」
と言われ今日はそれ以降話すことは無かった。
 でも翌日僕は普通に朝から学校へ行くと昨日話した宮川さくらと目が合い彼女から僕の方へやって来た。
「今日はちゃんと来たんだね」
「まーね、昨日君がほどほどにしろと言ったから今日は学校へ行こうと思ってね」
「そうなんだ、それじゃまた後で話しましょ」
といい宮川さくらとは一旦別れた後に友達の優紀の席に行き二人でゲームの話しをして朝の会が始まるまで時間を潰した。8時10分になると担任の小早川先生が教室に入ってきて僕を見るなり
「おはよう川端」
といいクラスの全員に指導する。日直は指導のもとクラスの全員に号令をかけ朝から全員で担任に挨拶をして朝の会が始まった。
僕は朝の会が始まるとつまんねえなーと思いながら今日の予定を話している担任の先生の話話し軽く聞き流しあっという間に朝の会が終わった。その後一時間目が始まる前に優紀と話し一時間目の社会の授業が始まるぎりぎりまでさっきの続きの話しをした。それから午前中の授業は眠くならずに給食時間もあっという間に過ぎお昼休みになった。クラスの男子は基本大半はサッカーボールを持ってグランドへ一目散に行くが僕は3階の教室に友人の優紀と違うクラスの風吹で3階廊下をうろうろと歩き回り途中で2階にある図書室により剣道部の渚と少し話した後にまた3階に戻り自分の教室に入った。教室に入ると女子生徒が一人椅子に座って本を読んでいる。僕は気にすることなく自分の席に座り机の中に入れていた図書室で借りた本を読んだ。
 僕は本に集中しすぎて誰かが話しかけていることに全く気付かずにいると肩をトントンと軽く叩かれ僕は叩かれたであろう横を見ると宮川さくらが
「そんなに無視したら今どきの女子中学生はみんな傷ついちゃいますよ」
と笑いながら僕に言う。僕は本に集中していたら気づかなかったことを彼女に伝えると笑いながら知っていますよと言う。それから僕と彼女は毎日昼休み話すことになってから2か月が過ぎ11月24日金曜日この日は学生にとって大きな行事の一つ修学旅行の班決めが行われた。僕は基本定期に週に4日は行くものの午後から着たりと午前中はいない時が多いが、この班決めの時は丸1日休んでいた。だから僕が行った翌週には班決めが終わっていて、最終的には修学旅行系の話しは3回ほどしか参加せずに当日を迎えた。
 朝6時半学校集合の場所に僕は1分前に到着し何とか間に合いここから地獄かよと言う修学旅行が始まった。