旧校舎、秘密の教室でキミを待ってる

球技大会まで残すところあと2日、最終準備のために私含めたクラス委員長は 皆集まって準備に取り掛かっていた


「あーー、ちょっとまずいなぁ 忘れ物しちゃったわー」


「先生、どうかしたんですか?」


大咲先生がそんなことを言って困っているようで、私は話しかけた。


すると、先生は少し困ったように笑って「実は……」と話し始めた。


「旧東校舎の備品室あるだろ〜?あそこに、ホイッスルが入った箱と タイマー あと得点表みたいな紙挟んだバインダーあるんだよー、あれ持ってくるの忘れてさー困ってんだぁ」


相変わらず間延びした声のせいで、少し本当に困っているのか と疑いたくなったが、表情が本当だと物語っていた。


ここは仕方がない 私が手伝わなきゃ。


「じゃあそれ、私が取ってきましょうか? 」


「マジで?じゃあよろしくなー、わりいなー」


旧東校舎自体は行ったことがないけど三階だと言っていたし大丈夫だろう