旧校舎、秘密の教室でキミを待ってる

結局、私と美羽は無事バスケ。他のクラスメイトも決まったようで 先生は安堵の表情で緩みきっている。


「あー、球技大会が大きなイベントだからそれに向けて忙しくなるぞー。みんなー、頑張ろうなー」


秋になるとイベントがとても多い。
まず私たちが今度行うのとおなじ 球技大会。
そしてその次は体育祭。
そして修学旅行 文化祭。


秋の行事だけが詰め込み。
特に2年は修学旅行があるから尚更忙しい。


高校生やってます、って感じで私はいいと思うけど、これで彼氏がいたらもっとよかったのに、なんて。


まぁ、そんなの なんの特徴もない平凡な私には夢のまた夢だ。こんなこと考えても仕方ないなぁ


「球技大会、サッカーなんだ……」


ふと、隣で美羽がそんなことを呟いた。