旧校舎、秘密の教室でキミを待ってる

私自身、スポーツや球技はさほど得意ではない。なので正直気が乗らない、ああ〜、クイズとかならまだ得意なのに。


「やっ!真緒は何に出るの?」


ふと声がして隣を向くと、私の唯一の友達 雪園美羽(ユキゾノ ミウ)が大きな目を私に向けていた。


彼女はとても可愛くてモテるのに、今年同じクラスになってから何かと一緒にいてくれる。私なんてただの平凡なそこらへんの一般人なのにね。


「そうだなぁ、私は……」


球技大会は バレー バスケ サッカー ハンドボールの四種類。私はどれにしようか未だに迷っていた、まぁ…バスケかなぁ とは思っていたけど。


美羽の目を見ると、なぜか言いたいことが伝わってきたような気がして、試しに言ってみた


「やるならバスケかな」


案の定、美羽の目はキラキラと輝いていって「ホント!?」なんて言った。


「私もバスケやるつもり!さっすが真緒!んふふ〜」


なんて笑う姿も私から見ても可愛くて、羨ましいなぁって。