キスの条件【短編】


ーー同時刻、学校の廊下




「ーーっ…。反則だろ、植野さん……」




いくら熱が出てたからって、あの顔はだめだ。



さすがに理性が保てなくなる。



俺は壁に身を預けるような形で床に座り込んだ。



思い出すのは、保健室での植野さん。



本当、かわいすぎ。




「植野さんは、今以上に俺を好きにさせてどうしたいわけ……」




もう気持ちが重くなっていく自信しかない。



…早く好きになってよ、俺のこと。



それが叶ったら、植野さん以外、もういらない。



だから、待っててね、植野さん。



絶対に好きにさせてみせるから。











2人の想いが結ばれるまで、あとほんの少しーー。






ーー Fin ーー