キスの条件【短編】


「…誰もいない、ね…」



「うん、まさに絶好のキスタイム」



「え……んむ!?」




ちょ、え、えぇ!?



放課後じゃないのに!何で!




「んうう……ふあ、ふっ……」




声が……!



このまま、もし誰か来ちゃったら…。



今できる精一杯の抵抗として、高松くんの胸を力いっぱい押し返した。




「ふっ、かーわい」



「ぷは……!」




息切れと動悸がおさまらず、肩で息をする。




「…高松くん!本当にどういうつもりなの!?」



「さー」




俺は知ーらないとでも言うようにペロッと舌を出す。