病気
「よくきたね、小鳥ちゃん」
「はい、先生」
通いなれた病院。
病院の中は消毒液の臭いだけ。
私はこの臭いがあまり好きではない。
体が拒絶する。
倒れるまではいかないけど。
「小鳥ちゃん」
「はい?」
「体の具合はどう?大丈夫そう?」
いつも同じことの繰り返し。
私は笑って返事をする。
「はい、大丈夫です!!」
今のところは体に問題がない。
つまり異常なしってこと。
私はホッとするんだ。
体はまだどこも壊れてないってことが嬉しくて。
「わかりました。では次、来る日は………」
そう言って着々と次回の手続きをする。
病院は週に一回のペースで行っている。
「………先生、小鳥は大丈夫なんですよね?」
急にお母さんが先生にそう聞いた。
私はちょっと怖くなった。
だって心の準備なんてできてないもん。
「それは………」
先生は言いにくそうに下を向いた。
それでわかったんだ。
そうか、私は………
「先生、正直に言ってください」
「………。小鳥ちゃんの余命は………長くとも一年です」
「っ………ありがとうございます、先生」
やっぱり私は長くは生きられないんだ。
わかってた………そんなの。
「小鳥ちゃん、運動とかは危険なのでやらないでくださいね?」
「………はい」
やりたいことの半分もやれない。
この世界はとっても狭い。
「ありがとうございました」
私は車に乗った。
そしてボーッと、窓の外を眺めていた。
『小鳥ちゃんの余命は………長くとも一年です』
「よくきたね、小鳥ちゃん」
「はい、先生」
通いなれた病院。
病院の中は消毒液の臭いだけ。
私はこの臭いがあまり好きではない。
体が拒絶する。
倒れるまではいかないけど。
「小鳥ちゃん」
「はい?」
「体の具合はどう?大丈夫そう?」
いつも同じことの繰り返し。
私は笑って返事をする。
「はい、大丈夫です!!」
今のところは体に問題がない。
つまり異常なしってこと。
私はホッとするんだ。
体はまだどこも壊れてないってことが嬉しくて。
「わかりました。では次、来る日は………」
そう言って着々と次回の手続きをする。
病院は週に一回のペースで行っている。
「………先生、小鳥は大丈夫なんですよね?」
急にお母さんが先生にそう聞いた。
私はちょっと怖くなった。
だって心の準備なんてできてないもん。
「それは………」
先生は言いにくそうに下を向いた。
それでわかったんだ。
そうか、私は………
「先生、正直に言ってください」
「………。小鳥ちゃんの余命は………長くとも一年です」
「っ………ありがとうございます、先生」
やっぱり私は長くは生きられないんだ。
わかってた………そんなの。
「小鳥ちゃん、運動とかは危険なのでやらないでくださいね?」
「………はい」
やりたいことの半分もやれない。
この世界はとっても狭い。
「ありがとうございました」
私は車に乗った。
そしてボーッと、窓の外を眺めていた。
『小鳥ちゃんの余命は………長くとも一年です』



