でもそんな時わたしの友達になったのは...

「よっ!!」

どーん!と後ろから押され誰かと思ったら、
海岬零星だった。
零星くんは私と初めて友達になってくれた。
優しい男子だけど最近はなかなか話してない。
今日だって話しかけられるとは思ってなかったし...

「えっと...お、おはよ」
驚いて、こんな言い方になってしまった

「なんだよそれ😅てか、俺ら同じクラスだぞ?小2以来だな!」

私、華糸、零星、そして零星の友達と変なメンバーで並んで1年3組へ向かった。

クラスへ入っても小学生の頃と何一つ変わらない。

私は華糸の2つ後ろの席になった。
私の前の席は小学生の頃学級委員をやっていた
桃江絆ちゃんだ。この子にはまだ話しかけられる。

「あ!麗ちゃん!このクラスなんだ!よろしくね!」

「あ、うん、よろしくね」