蜂蜜のような君に、恋をした


そうだ、先輩は私が降りる手前の駅で降りるんだ
今から数えても残り4駅、、、

いつもなら早く自分の駅に着いてほしいって思うのに今回ばかりは止まってほしいとも思ってしまうくらいだ


「そう、みたいですね」


私は寂しいという言葉を後ろに隠しながらつぶやく


「蜜岡先輩はどこで降りるんですか?」


知ってるけど
知ってますなんて口が裂けても言えない
いつもいてる事がバレて気持ち悪がられるのは目に見えてる

知らないふりをして質問すると先輩は少し首を傾げた