お助け部ッ☆





ダッシュ、とのことなので、ちゃんと走って向かったあたし。


偉くね?



ガラッ



『はぁっ、はぁっ、なんですか?もう授業始まるっ──…』



生徒会室のドアを開けて、息を調えながらそう言うも、飛び込んできた目の前の光景に、思わず黙ってしまった。



『ど…どーしたんすか、これ……』



一面、紙、紙、紙。


生徒会室が、紙で埋もれていた。



「ひ、めっ…」



紙の中から、ニョキッと腕が出てきた。


なんか、ホラーっぽいんだけど。


でも聞き覚えのある声で、怯えたりはしなかった。



『仁?』



腕を掴み、思いっきり引っ張る。



「いでっ、いでででで!!」



仁を発掘した。



「腕、抜けるわっ!」

『抜けてないから平気』

「抜けてからじゃ遅い『何これ?』



まだ文句を言い続けている仁を遮り、無理やり本題に入った。



「あー…これはだな、」



いつもなら、不完全燃焼!とか言って、最後までツッコミきる仁。


なのに、あっさり流されてくれた。


よっぽどのことなのかな…?


辺り一面を覆い尽くす紙を見ながら、そう思った。